倉庫業

 名古屋港は西部木材港(海部郡飛島村~弥富市)に約55万坪の水面貯木場を有しており、その貯木場を輸入貨物の保税蔵置場、および輸入木材消毒実施区域の水面倉庫として利用しております。作業は続いてご紹介する各専門の港湾運送事業社に委託し、弊社営業部がお客様のニーズを取りまとめて、円滑な作業を統括をしております。

 

株式会社フジトランスコーポレーション(第1種港湾運送事業)

 輸入原木積載本船入港後の作業は本船荷卸作業で、船内作業および、沿岸作業は総合物流企業の株式会社フジトランスコーポレーションが受け持ちます。

 永年に亘り培った品質を損なわない安全作業で荷降作業を行います。

 

 

名港運輸株式会社(第5種港湾運送事業)

 船内作業の後、水面に荷卸しされた原木は筏(いかだ)として保税蔵置場である水面貯木場に搬入されます。

そこで植物防疫所による輸入検査を受検し、虫害材は規定以上に発見された場合水面消毒作業を約1ヶ月間にわたり行います。

 

一般社団法人全日検(第8種港湾運送事業)

 本船荷卸し作業時の検数は(一社)全日検名古屋支部により現地インボイスと照合した正確検数が行われます。

 

 

 

中部木材検量株式会社(第8種港湾運送事業)

 水面貯木場に搬入された原木は、JAS(日本農林規格)に基づいた検量が行われて、同時に御客様によるグレードが行われます。

 検量結果は検量明細書として、お客様の取引の公正な基準として流通します。

 

 

中部資材株式会社

 陸揚げされた、もしくはコンテナ等で輸入された原木は植物防疫所による輸入検査で、必要と認められた場合は中部資材㈱燻蒸部による、天幕くん蒸作業を行うことにより植物検疫検査を受検します。